コラム– archive –
-
面会交流の頻度、取り決めの割合、行わない理由 「相場」を統計データから分析
面会交流の頻度や条件を決める際「他の人はどうしているのか?」と考える方は多いと思います。 実際、私もご依頼者から「相場の回数は何回ですか?」と質問されることが多いです。 しかし、インターネットや書籍調べてみても、相場の回数がどうなっている... -
「月1回が相場?」面会交流の回数を増やすとき/減らすときに考えるべきこと
面会交流の条件を設定する際、「頻度・回数」は当事者間で激しく紛争となる項目の一つです。 最適な「頻度・回数」は、具体的な状況によって異なるため、個別の事情を見て決定するしかありません。 しかし、調停手続などでは「面会の回数の相場は月に1回... -
【令和6年法改正】嫡出否認の訴えを提起できる人、流れを分かりやすく解説
令和4年12月10日、民法の嫡出推定に関する制度が改正され、改正法が令和6年4月1日から施行されました。 実は、大幅な法改正がされたのですが、世間的にはあまり話題になっておらず、インターネット上でも改正前の情報がアップデートされず残ってい... -
経営者、資産家に婚前契約書の作成をお勧めする理由
近年、大物大リーガーが婚前契約を結んでいたことが話題となりました。 婚前契約自体は昔から存在しますが、権利意識の高まりや事業承継の必要性、男女関係の多様性から、経営者や資産家の間でも婚前契約の必要性が意識されるようになっています。 そこで... -
調停委員を味方につける?離婚調停で有利(不利)になるポイントを解説
離婚や面会交流などの調停で「調停委員を味方につけた方がいい」と言われることがあります。 この「味方につける」という言葉は、昔から言われていたことなのですが近年聞くことが増えた気がします。 私が法律相談を行う中でも「調停委員を味方につけた方... -
扶養控除の重複とは?知っておくべきポイントと対策方法
大学生の子がいる共働きの夫婦が別居をした場合、夫婦が共に子を自分の「扶養親族」として申告するという事態が起こり得ます。 このような「扶養の重複」が離婚問題で生じることがあります。 離婚問題の大きなテーマとはなりにくい一方、扶養の問題は感情... -
【分野別】財産分与で最低限押さえておくべき知識 「預貯金」、「生命保険」、「退職金」
財産分与の処理方法について、財産の種類別に解説していきます。 本ページのテーマは、「預貯金」、「生命保険」、「退職金」です。 株式については、こちらのページで詳しく解説しているため参照ください。 このページで解説したことは、頻繁に問題として... -
既婚者間の不倫 W不倫(ダブル不倫)の特徴と解決方法を解説
W不倫とは、男女とも既婚者である者が不倫関係となることをいいます。 既婚者・独身者の不倫と同様、W不倫も法律(民法)では「不法行為」と扱われることに違いはありません。 しかし、W不倫の場合、不倫の被害者である配偶者が2人表れることで慰謝料請... -
不貞?悪意の遺棄? 法律が定める離婚原因について
離婚を希望する理由は夫婦にとって様々です。 夫婦の一方又は双方に不貞行為があった場合、相手を置いて勝手に家を出て行ってしまったというようなものから、「何となく性格が合わない」、「家にいると息が詰まる」といったものまで、その性質や険悪度も一... -
何年の別居で離婚できる?離婚に必要な別居期間を弁護士が解説
離婚を望む方で、相手が離婚に応じてくれない場合、裁判によって離婚を求めていくことになります。 そして、不貞行為など明確な離婚原因がない場合、「長期間の別居」を主な離婚原因として主張していくケースが多いです。 よって、離婚を希望する側にとっ...