約半年で有責配偶者の方が離婚を実現できたケース

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ご相談内容

【ご依頼者】Aさん(30代男性)
【家族構成】妻Bさん、子1人

Aさんは、自身の不貞行為がBさんに発覚してしまいました。
Aさんはもともと、Bさんとの離婚を考えていたため、Bさんに離婚を切り出しました。
しかし、Bさんは、Aさんが不貞相手と再婚するために離婚を切り出したと考えたため、離婚を強く拒否しました。
Aさんは、自分だけでは離婚の話をすることができないと考え、フォレスト法律事務所に依頼しました。

相談後

弁護士は、Bさんに対し、「Aさんが離婚を強く望んでいること」と「Aさんは既に不貞相手を分かれており、離婚が再婚を目的としたものではないこと」を通知しました。
Bさんは、弁護士に対し電話をし、自らの不満を述べられました。
Bさんの不満は同感と思える部分もあれば、そうでない部分もあったため、何度も電話で、AさんとBさん、お子さんにとって何が一番好ましい結論となるかについて話を重ねました。
次第にBさんも離婚に前向きとなっていきましたが、Bさんが考える離婚条件は非常にハードルが高く、Aさんの生活が成り立たないものでした。
弁護士は、Bさんに対し、法律的な基準を説明するとともに、Bさんが望む基準ではAさんの生活が破綻してしまい、最終的にBさんの不利益になることを説明しました。
この話合いも複数回のものとなりましたが、最終的にはBさんの理解が得られ、交渉開始から約半年で協議離婚に至りました。

弁護士からのコメント

有責配偶者の方の離婚問題は、感情的な対立が大きく、長期化しがちです。
本件では、Bさんとの対話に努め、Bさんの不安や不満を解消できる余地があると考えられたため、話合いを続け、協議離婚に至りました。

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