・20代男性(2名)
・飲食店勤務
・弁護士への依頼から1か月で残業代の獲得に成功
目次
ご相談~ご依頼
名古屋市内の飲食店に正社員として勤務していたAさん、Bさんから残業代の請求についてご相談を頂きました。
お二人ともタイムカード、給与明細などの必要な資料を全て保管していたため、相談時に確認をしたところ、十分な残業代が支払われていないことが確認されたため、お二人同時に請求をしていくことになりました。
弁護士の活動
① 請求金額の算定・請求
お二人とも相談の際から「早期解決」を強く希望。
資料を確認したところ、目立った争点も見当たらなかったため、早急に計算・請求をすることで、解決までの時間ができると判断しました。
ご依頼から1週間程度で未払い残業代を計算し、会社に支払いを請求しました。
② 交渉・合意成立
通知書面が到着すると、すぐに会社から連絡があり、全額支払うとの回答がありました。
すぐに合意書を作成の上、A、Bさん、会社に確認をしてもらい、双方納得できたため、合意書を作成。
結果、ご依頼から約1か月で約100万円(2名合計)の残業代を獲得しました。
本件のポイント
本件はご依頼から約1か月という短期間で、まとまった残業代の獲得に成功したケースです。
証拠上、未払い残業代が存在することが明らかなケースでしたが、本件は会社側が合理的に判断し、反論をせず、解決に向かったことも早期解決につながりました。
全てのケースがこのように早期に解決できるものではありませんが、「残業代請求=時間がかかる」と思って敬遠されている方にとって励みになるケースといえます。