
- 初めての遺産分割なので何をしていいか分からない
- 遺産分割の話になると感情的になってしまい冷静に話ができない
- 遺産分割協議書を受け取ったが、内容に納得がいかない
- 不動産を誰が取得するか揉めてい
- 処分の難しい不動産(負動産)を押し付け合っている
- 相続税の申告期限までに全て解決してしまいたい
遺産分割とは?
遺産分割とは、故人が遺した財産を相続人間で分配する手続をいいます。
遺産分割協議は相続人全員で行うものです。
相続人全員が納得するのであれば、法律で決まった方法にとらわれることなく、自由に分配することが可能です。
遺産分割の難しさ
遺産分割は、限られた財産を「身内」である相続人どうしで話し合います。
身内の間で、お金の話をするというのは精神的なストレスを伴うものです。
そして、分割方法でそれぞれの希望が合致しない場合、相続人間の関係も悪くなってしまい、相続とは直接関係のない過去の事情に対する不満をぶつけ合うといったことも珍しくありません。
このように、相続の場が相続人間の感情のぶつけ合いの場となってしまうと、解決はほど遠いものとなってしまいます。
また、相続を「家の中の問題」と考えてしまい、第三者に相談することができず、一人で悩みを深めてしまうといったこともあります。
インターネット上や書店では、遺産分割に関する情報が溢れています。
そうであるからこそ情報の取捨選択が必要となりますが、適切に取捨選択するためには土台となる民法、家事事件手続法、民事訴訟法などの関係法令や判例の知識が必要となるので、知識がないまま調べていくと「調べれば調べるほどよく分からない」という状態に陥ってしまうこととなるのです。
初めて遺産分割の問題に直面した方を対象に、このページを読めばとりあえず必要な知識が理解できるページを作成しましたので、ぜひご参照ください!

弁護士ができること
弁護士に遺産分割の対応を依頼した場合、弁護士が当事者の間に入り、話合いを冷静に進めることができます。
当然なながら、弁護士は法律を熟知しているため、依頼された方にとって最も有利となる方法を選択するという重大な役割も担っています。
なお、他の相続人が依頼した弁護士は、あくまで依頼した相続人の味方であって、その他の相続人の利益を守る立場にはないということも注意が必要です。
遺産分割の話合いが何らかの理由で思うように進まないのであれば、弁護士に相談だけでもしてみることを強くお勧めします。